ちょっと考えてることメモ
スタートアップを始めとする小さな会社は、いい人しか取れない。人1人あたりの裁量や業績、成長への影響が大きくて、そうしないと死ぬから。
(「いい人」とは、実力だけじゃなくて、チームとの相性、ビジネスやマネジメントの相性なので、実力は成長性に期待して、相性を優先するケースが多い)
大企業は、いい人もいるけど、「人を増やせば儲かるビジネスモデル」であれば「いい人じゃなくて儲かるなら人を増やせる」
そういうの兵隊とか言ったりするのかもしれないけど。
そこに臨む人は、そういう機会を利用する人はいいけど、会社に利用されるとブラックだとかなんだとなってしまったりする。
ちなみに、「いい人じゃなくても」、、、というのは、成長に期待して、ものすごくポテンシャル採用もできる、という言葉にも置き換えられる。だから新卒取れるんよね。組織を拡大したいスタートアップの経営者であれば、そういう人材を一から育てられる環境にしたいのは共通の夢だと思います。
これビジネスモデルがすごく重要なんですよ。自転車操業的なビジネスだとブラックになっちゃうので、利益がしっかり出てないと、余裕が取れない。それに、社員に経営者意識を求める職場だとか、社員が学生時代偏差値70以上ないとできないようなビジネスって長期的にはスケールしないですし、社会に対する貢献度も高くないわけです。理想は正規分布に従って満遍なく採用できる職場が社会の鏡としては理想の組織だと思いますね。もちろん全員が同じ給与体系にするわけにはいかないでしょうし、すぐれたリーダーの成長の機会を作ったりするために、子会社作って責任範囲を分けてグループ化するわけですよね。つまり、それが大企業の定義だと思うんです。
よくSIerが云々という話がありますが、SIerと言っても顧客ジャンルあるだろうし、上位レイヤーから下位レイヤーまでいろいろあるだろうし、それこそパッケージ開発なのか、パッケージを現場で拡散する方なのかとかあるだろうし、完全受注なのか否かなどもあるだろうし、僕はそこの空気感は、よくわからないけど、いろいろあるんじゃないかと想像はしてる。
ただ、人を増やせば成功するビジネスではないよね、ってのは同じソフトウエア産業従事者としては予想できる。ITは、ここが少し難しいところ。だからIT売りというよりは、ITで何かを実現する「ビジネス」ってのが大切なんじゃないかな、とは思う。
どうでも良い話なんだけど、なんとなくつぶやいておく。
【PR】ご意見、感想などは是非、mstdn.fmのローカルタイムラインでお聞かせください