2006年の3月に公開した情報で、FlashやAjaxで画面遷移した先の画面から戻ってくるときに状態復帰をしてあげる方法です。
location.hashを使ってflashの状態保持をするサンプル
セキュリティを気にする必要がない情報に限られますが、URLのlocation.hashの所にJSONのオブジェクトデータを貼付けてあげれば、戻るボタンで戻ってきた時に状態のデータを復帰することができるというアイディアです。
上記リンクのサンプルは文字列エンコードとかは、気にしていないので日本語が文字化けするとかはありそうですが、状態変数なら問題ないですね。
また、Flash Playerを出力するところをJavaScriptでdocument.writeしてあげるなら、FlashVarsに値を入れてあげることで比較的古い環境でも状態を復帰してあげることができます。いずれにせよIEの特許対応で、Objectタグをdocument.writeしなくてはいけないのですから、その辺は問題ないですよね?
カラメルのAjaxとgoogle mapsを組み合わせた「地図検索」で地図上のショップを呼び出すためのパーマリンクとしても使えます。
ちなみに今日気がついた、location.hashを使う際の注意点ですが、他のリンクで、<a href="#" onclick="func()">なんてのをクリックされたときにURLの後ろに#がついてしまって、こいつがあるとlocation.hashの値がnullにならないので、必ずJSONオブジェクトのチェックはしましょうね。JSONはオブジェクトの生成に失敗したときにfalseを返すようなので、戻り値をチェックすれば回避できます。(え、普通にチェックするって?(すんません))