エンジニアは一生下積み

いくつかの記事に、言語化できない微妙な違和感を抱いていたんだけど、なんとなく理解できたかも。

WEBデザイナーが死ぬ時 – 日めくりブログ

ホリエモンが指摘する「下積み原理主義」に大変共感する件

あと、35歳定年説について書いている多くのブログ

これらは「エンジニアやデザイナーは一生下積み」という言葉を受容できるかどうかで変わると思う。

「下積み」とは、イケダ氏が書いてるような事務的な単純労働のことを指すのではなく、

「自身の成長に繋がる時間を過ごせるかどうか?!」

で判断する時間のこと。それが伴わないなら下積みとは言わないと思う。

もし、それを下積みと正当化する上司が本当に存在するなら、それは上司の詭弁でしかない。(それが故に、イケダ氏の会社員時代ってそんなに辛かったのかなぁ?!と、ついつい思ってしまう)

そして技術について、自分は○○ができれば安泰、もしくは安泰であって欲しい、と思った瞬間に、一歩先は崖っぷちになってると思った方がいい。その崖を作るのは、いつも自分よりも年齢が若い人であることが多い。少なくともこの業界は。だから自分より若い人をリスペクトする。

年をとった奴が持ってる経験論なんて、クソみたいなバッドノウハウであることが多い。でも、たまに若い子が苦しい時に気楽になれる薬として使えるなら、教えてあげたら良い。間違っても偉そうな武勇伝として語ることじゃない。

自分に向けても書いてるので偉そうに書くつもりはないが、思ったのは大体そんなとこ。

まとめると、

1.エンジニアは一生下積み(と思ったほうが楽しい)
2.新しい価値観をもたらす若い人は、常にリスペクトする
3.自分の力に安泰を求めた瞬間に35歳定年説は現実化する。

僕なんて若いころから忘れっぽいので、いつもそれに対する不安があって、全く安泰な気持ちはないな。
あ、あと記憶力で勝負してる人は年取ると辛くなるようなので、記憶力に頼らないよう原理原則から答えを導くテクニックを身につけましょう。

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追記:
それ下積みちゃうやん!って指摘が入ってて、確かにそうなのかもしれないのですが、
「下積み」を調べると、
1.他の物の下に積むこと、積まれること。また、その物。⇔上積(うわづ)み。
2 自分の能力を発揮できないまま低い地位や立場にあること。また、その人。「―の苦労が長かった」「―生活」

とある。だから、後の栄光に対する不遇の時代のことを下積みと言うらしい。

また、「一生学び続ける」とか「研鑽していく姿勢」とかが大切なんじゃないかという指摘もいただいていて、それは確かにその通りなんだけど、ただ、一方で、そういう言葉はキラキラしすぎていて、少し疲れそう。やっぱり、「一生学び続けなくてはならない」という時点で、結構疲れそうだし、何かのゴールを求めちゃいそうなんだよなぁ。

でも、実際は、自分たちがやっていることの何割かは技術革新と共に無価値になる可能性を秘めていて、それが故に、学んでいかないと行けないし、そもそも今学んでいることも、別にそれで超お金持ちになるわけじゃないし、なんというかむしろ生きていくために学んでいかなくてはいけないという辛い立場かもしれないよね、というあたりを全部ひっくるめて「下積み」と言うニュアンスに入れたいなーと思っています。

あと実は裏目標があって「技術の進化が早すぎてついていけない」と言う言葉を苦にしないためにも、常に周りをリスペクトする姿勢を持ち、常に自分は追いかける立場であるということを明確にしたいと思っています。結局、進化が早過ぎるということの真意は、新しい提案をする人たちの数が多いから並列にポコポコ出てくるということなので、それはすごく幸せな状態なのですが、どうしても自分が疲れている時には焦っちゃうじゃないですか。そうではなくトレンドに流されずに、一番おいしいものを使えばいいんです。

結論としては、タイトルをもし変えるとするならば、「エンジニアは一生下積みという意識で!」という感じかな。

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