TERIYAKIアプリとShopCard.meの類似点は、「信頼できる誰か」にプライオリティにおいたキュレーションという価値観

堀江さんがプロデュースするアプリTERIYAKIがリリースされていました。

TERIYAKIのFacebookページ

著名人やグルメにうるさい専門家がキュレーションして、本当に美味しいお店を紹介するアプリだそうです。一気に立ち上がることが予想され、新しい食のアプローチに期待しています。

僕の方はアプローチは違いますが、自分だけの素敵お店リスト作成アプリ ”ShopCard.me”というアプリを出しています。

街へ出て、自分の足で素敵なお店を探そう!自分だけの素敵お店リスト作成アプリ ”ShopCard.me”

今、In Review中ですが、もう少しでリリースされる新しいバージョンでは、お店に対して自分だけの5段階評価をつけることで、お気に入りお店リストを整理する事ができます。

この3連休は僕の誕生日だったのにかこつけてダラダラさせてもらって、自分でつけた5段階の5のお店を中心にご飯を食べに行っていました。

僕の5評価、お店リスト
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(オリエンタルデリは、渋谷区周辺をカバーするタイ料理の宅配のチェーン店。ここマジ、ウマい。中目黒のクルンサイアムは僕の中で撃沈した。)

自分で試しにお気に入りのお店リストをまとめていたのですが、僕の場合は1万円を超えるような素敵なお店は自分で行くことはないので、自分のお店リストで、5段階評価の5をつけることはありません。

自分にとっての良い店というのは、その人の食の好みに加え、自分の経済状況にも影響するというのが僕の考え方です。

週末にやっていたラジオドラマ「あっ安部礼司!」では、食べログならぬ「ごちろぐ」の高い評価のお店を参考にしてデートにつれていくネットマニア君に対して、安部礼司の親友である刈谷勇がオススメするマイナーなお店の方が美味しいお店を知っていたというストーリーだったのですが、ShopCard.meのコンセプトはまさにそういう時に使って欲しいアプリです。

堀江さんは食にうるさい人をトップダウンとして、キュレーションした、本当に美味しいお店を紹介するアプローチ、ShopCard.meは信頼できる友達によるキュレーションで、信頼できるお店情報を伝えて欲しいアプローチではありますが、増え行くネットユーザーによる情報のアウトプットによる集合知にはそろそろ限界が見えてくるという今のタイミングにおいて、イメージとしては似たような事を考えているのかなと勝手に思っています。

食べログのような「知らない人の評価」に依存するのではなく、「信頼できる誰か」を、堀江さんは「食のキュレーター」に置いているのに対して、ShopCard.meが「友達」による信頼できる情報にしたいと思って作っていると思います。

ただ、TERIYAKIは有料購読アプリでもありますが、圧倒的な知名度とキュレーターの力で一気に成長することが期待されます。ShopCard.meは、あくまでも友達間で使って欲しいツールということで、スマホアプリとしては新しい価値観のつもりですが、やってることは日常の延長線というアプローチにしたいと思っているので、日常生活で使ってもらうために、どんどん成長させていきたいと思っています。

TERIYAKIが出てきた事で、ただのアノニマスなキュレーションではなく、信頼できる誰か情報を受け取るという行動様式がより普及していくことを期待し、注目していきたいと思います。

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