モテるための自分になる!から学ぶOKR構築事例

最近考えているOKR構築を説明する時に考えているメモ

目標は、「来年の夏までにモテるようになる」とした場合、

O: 来年の夏までにモテるようになる!
KR1: 20kg痩せる!
KR2: 会話を洗練させるために料理を研究する!

でわ、20kg痩せるOKRのためにもう一段落とし込みましょう。

O: 20kg痩せる! (月次で4kgぐらい減ればいい計画)
KR1: 食事の摂取カロリーを1500kcal/day以下を守る(月次トータルで45000kcal以下を達成する) 
KR2: 毎日ジムに通って、5km走る

ポイント:
1.モテるためのKR1の「痩せる」とKR2の「料理を研究する」は、若干の相反感があります。そうした時に、KR1の「痩せる」を優先するという宣言をしています。

つまり、料理の研究は二の次と意思決定しています。また、痩せることがモテる要素として重要じゃないなら、このOKRでは正しくありません。それと、ゆるいKRを設定してOが達成できないのもマズイわけです。最終的には、何が重要か?の意思決定を表明できてることが大切なことです。

2.20kg痩せるためのアクションとして、毎日の食事の摂取カロリーと、ジムに通うという具体的な行動目標に落とし込んでいること。

この達成度を毎日追いかけることで、目標となるモテるようになるための道筋をデイリーの進捗に落として測ることができます。同時に、未達成であることも追いかけることができるので、進捗が望ましくない場合、対策を即座に検討することが可能になります。

トヨタ生産方式のアンドンに近いみたいな話は、ここまで落とし込めると割と現実的に管理できるかなという印象です。自分たちの行動目標としての定量化はかなりしんどい作業なので、しっかりがんばりましょう!

関連情報:
トヨタ企業サイト「トヨタ生産方式 – 自働化について」

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