東大院生に向けてBASEのフィンテックの取組についてプレゼンテーションさせていただきました。

以前、KMDに通っていた時に、イノベーターセミナーという講義があって、DeNAの南場さんとかGREEの田中さんとか、TeamLabの猪子さんのお話などを聞いていたことがある。個人的な一つの傑作が、浦沢直樹さんの話で、ついつい興奮してこんな記事を書いてしまった。

エンジニアが作るネットサービスのアイデアがしょぼいワケ

今回、それに近しいイメージの講義として、経済学修士の学生向けに社内イノベーター特論「ICTと産業」と言う授業で、BASEのCTOとしてお話させていただいた。

他の授業の登壇者で、ネットの皆さんに親しみのある方で言うと、サイボウズ・ラボの西尾さんとか、さくらインターネットフェローの小笠原さんとかが登壇されるが、他にも錚々たる大企業の方々がお話させて頂く中で、BASEという一スタートアップがお話をさせていただくという大変、光栄な機会を得た。

話の内容自体は、デブサミでお話させていただいたBASEのフィンテックのお話のリファイン版。全部書き直したけどねw

先日、BASE BANKの求人を開始したりして、少しは情報公開しやすくなったのだが、まだ具体的なサービスを公開していないので、少しまだ曖昧だったかもしれないが、BASEの一貫したフィロソフィーからスタートアップがフィンテックにどうやって参入するかについてお話させていただいた。

その資料で一枚のスライドだけ以下に貼るのですが、個人的にいいなと思ったスライドがあった。それがこれ。

BASEで働くのに時に重要なポイントとして、代表やらプロダクトマネージャやら20代で活躍するメンバーの価値観をどう受け止めるか?という部分があり、そこを整理してみた。

このスライドのグラフ、横軸は顧客の層を示したもので、右に「ビジネスの野心の高い人」、左に「自己実現や楽しみを重視する価値観」と書いた。要は右がB2B、左がB2Cをイメージしてもらうとわかりやすい。

それに対して、縦軸が経済価値、要は売り上げの期待値を示したものである。

昭和の世代、beforeインターネットにおける価値観は、基本的に人力活動なのでターゲットは、B2BにせよB2Cにせよ売上が期待できる大企業はお金を持っている企業や富裕層などにアプローチする。人力による営業は効率が重要なので、効率よく高い成果をあげられるところを目指すのが常套手段である。それは保険や金融、コンサルティングに留まらず、多くの営業さんが狙っているポイントであろう。

それに対してBASEは、そういう垣根を作らない。ましてWebサービスを通じてビジネスをする以上、顧客ターゲットをできるだけ広く取るのがBASEの特長である。だから「すべての人を助けられるサービス」を作ることを意識する。

もちろん、B2B向けECサービスのようなスペシャルサービスを提供する企業とはやることが違うので、完全にすべての企業の求めるニーズを満たすことは難しいのだが、機能改良やサービスの拡張により、その世界をできるだけ広くするというのが、僕らの仕事となる。つまり、それがプラットフォームビジネスの基本的な考え方とも言える。

そんなことを一枚のシートにまとめた資料で、個人的にはこれがアウトプットできたのがポイントだったりする。

そういえば昔、東大の学生だった保手濵さんがライブドア(当時)の堀江さんのカバン持ちをやる映像がテレビで見た時に、堀江さんが「顧客ターゲットなんてなんで設定する必要あるの?全部対象にすればいいじゃん」って言ってたけど、もしかしたら、この概念に近いのかな?なんて今更思い出してみた。

丁度、機械学習エンジニアの募集の記事が出ているが、BASEはこれを前提にやっているからこそ情報解析のカバレッジが広いというのもあり、今後のAI時代に向いたサービスモデルを持っていると考えている。

50万ショップと400万のユーザーをつなぐ、「機械学習エンジニア」の仕事とは

あと今回プレゼン資料を作る上で、BASEの社名の由来ってなんて書いたらいいんだっけ?と言葉を探しにいったら、findjobのインタビューが結構、個人的にグッとくるというか、まだ前のオフィスの話だったけど、もはやBASE BANKの理念はここで語られていて、鶴岡君の言ってること、一貫性があるなーと思ったので、そのリンクを張っておく。

経済革命を起こす! BASEの壮大な未来予想図。

この授業の準備をしていて、改めてエンジニアとしてBASEで働くメリットが整理できたかなと思うゴールデンウイークだった。

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