どこかに良いエンジニアいないですか?という話が嫌い

まあ、そういうのは挨拶みたいなものなので、別になんとも思ってないけど、字面的には「どこかに良いエンジニアいたら紹介してください」みたいのが苦手である。

そもそもそんな人がいたらどこでも欲しいってのもあるけど、それを言いたいわけじゃなくて、エンジニアを受容するためには、受け皿の側に、それに見合ったテーマが重要だということ。

例えば、実績のあるCTO/VPoEクラス人材が欲しい場合のイシューとして、増えゆく人材における組織構造のマネジメントかもしれないし、システムのアーキテクチャ問題(要はこの先5年10年の話)かもしれないし、目の前の技術問題を解決して新しい製品を作る方法論かもしれないけど、いずれにせよ具体的なイシューがあって、それを解決することができる人に来て欲しい、というぐらいまで落とし込まれてなければ、紹介されても入ってもらうのは、なかなか難しいんじゃないかと。

だから技術がコアコンピタンスではなくビジネスが儲かってる優れた会社ほど、相対的に優れたエンジニアや技術がいらないので、どこかの段階で困り始めたり、そもそも風土的にエンジニアも育たなかったりしますね。

これは昨日から始まった、デジタルハリウッド大学大学院の授業の資料の抜粋

なので採用戦略と技術戦略は密接になっていて、簡単に言えば日々の開発を通じて、どれだけお悩みを増やしていくかにかかっていくのだと思います。それが採用募集のJob descriptionに込められれば第一ステップは合格なのかなとか思ったりする。儲かってる会社なら、その逆の戦略を取るのも然りですけどね。もちろん。

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