深夜のmstdn.jpに10年前のtwitterを見た

twitterを始めたのは2007年4月。丁度10年前のこの季節ってのが楽しすぎる。

少し能書きを書きたくなりました。興奮優先で事実は確認していないので、随所に書いてることは間違っているかもしれません。先に謝っておきます。

mastodon、ローカルタイムラインの表示って、どうやら間引きしてないようなので、みんなの書き込みが増えれば遅延して見えます。書き込みが少なければ遅延してなく見えます。流れが完全に止まっているのが「遅延してる」というものであって、バーっと流れているなら遅延はしていないと思われます。

twitterが途中から取ってたであろう分散データベース構造(?)であれば配信キューの流れが遅延してしまうということなんでしょうが、今のmastodonの場合はローカルの書き込みは直接RDBに書いているんじゃないかと思うので、止まりはしても遅延はしないと思う。(それ故にそこの構造を作り変えないと破綻する。)

ローカルTLや連合TLは、「単位時間あたりの書き込み / 1秒あたりに表示可能なtoot数」 が一定数を超えれば、その分遅延しているように「見えます」。誠実にデータベースに入っている全部のtootをリアルタイムに表示しているから、そう見えているだけです。あとはプログラムの見せ方問題であって、おそらく遅延はしていません。たぶん。

これは昔のtwitterにも「グローバルタイムライン」という画面があって、同じような画面があったんですよ。がんがん更新はされはしなかったけど。ところがツイートの量が増えたので、全部を表示するのは難しくなって間引きされていきました。

それが10年前のtwitterという意味ですね。

このローカル / グローバルTLだけで、コミュニケーションができて、いろんな人達をフォローできたのが初期のtwitter であり、今のmastdonです。

そのうちユーザ数が増えて、ローカル / グローバルTLは破綻したのと、好みのユーザーだけを選別していきたい人が現れてフォロー・フォロワーのアーキテクチャが主流に変わっていきました。

これによってエレガントな実装にはなったものの、フォローされる機会がない沢山の「それ以外の大多数のユーザー」を産むことになりました。レイトマジョリティのtwitterアカウントの大多数がフォロワー10人ぐらいしかいないのは、これが原因です。

また、いわゆるリプライも最初は、AさんとBさんのリプライは、BさんをフォローしていなくてAさんだけをフォローしているCさんのTLにも表示されていたんですよ。つまり、Aさんと、知らないBさんの会話を見ることができた。それ故に、Bさんと知り合うきっかけがあったのが、初期のtwitter。当時のtwitterの話を探すと、パーティ会場でちょこっと顔を出して新しい人と出会う、なんてメタファでtwitterの面白さを説明している人の話も見つかるでしょう。

ところが、それって邪魔な会話とも言えるわけで、いつしかからAさんとBさんの両方をフォローしていなければ会話は見えなくなりました。それは今では自然なように見えるかもしれないですが、コミュニティサイトが小さい段階ではコミュニケーションを分断するのは得策ではありません。

mastdonはどのような実装になってるかわかりませんが、このAさんとBさんの両方をフォローしてないと会話が表示されない、というのはRDBにとっては結構辛い処理なので、多分実装してないんじゃないかなー。間違ってたらごめんなさい。(websocketでTL表示してるから一つ一つのtootを選別してクライアントサイドに送りつけるなら、負荷は、そうでもないのかな!?)

ということで、初期のtwitterに似ているというのは、情報アーキテクチャのレベルもあの頃に近しいわけなので、みんなローカルTLを見て楽しいと思っている、と。これがネットワークが小さくて、まだみんな共感しあえるタイミングなんですよね。昔はインターネット全体がマイノリティの塊だったので、それがグローバルのように見えていましたが、実際はローカルだったというのを、mastodonはいい感じに表現していると思います。

オッサン連中が久々に興奮しているのは、当時の「俺のインターネット」、でも「世界狭い」のを体現しているからに他ならないわけなので、今の若い世代の人達が、あの頃を感じ取れるとしたら、それはそれでラッキーなタイミングかなと。

で、今後の予測ですが、最初は順調だったtwitterもユーザーが増えていったことで、あっという間に、いろいろ破綻していくことになるわけです。

mastodonで多分、一番心配されるのはデータベースの構造ですね。今のまま、たかだかmstdn.jpで25万レコード、Pawooで35万レコードのtoots程度でひーひー言ってるようじゃ、いくら金あっても10日も持たない気がします。今後、ローカルTLというシンプルなデータ構造からタイムラインというジョインが発生する構造に移行していくと、RDBでは効率が悪すぎるわけで、順調にユーザが増えた場合、今後データの分割などが行わないと持たないでしょう。

でも、もしそれがリアルタイムで変遷が見れたら相当ワクワクします。その運用に携われるのは相当レアな機会だと思いますので。一方で、そこまでマイグレーションできるのかなぁという心配もあり、楽しみです。

日本の祭り的構造で日本のサーバだけ異常に進化する可能性があるので、日本が牽引しないとニーズとの差異が予想されて、そこまでの発展要求はでないのかもしれません。さてはて、ここで立ちあがる人達は出てくるのでしょうか?!

逆に考えると、ローカルTLがほどよく共有できる程度に分散させていくのが一番おもしろいのかもしれないですね。話題特化型、言論特化型のmastodonサーバは、まず最初にどこがちゃんと成立させるか楽しみ。まぁ昔のOpenPNEと同じく、結局、mixiやtwitterに戻ってくるってのも、また一興。

【PR】BASE株式会社 17職種、仲間を絶賛募集中!