想創社ver2が4期目に入りました。

部屋の掃除をしながら脱線。

想創社の決算月が10月だったので、今日から四期目に入りました。

とはいえ、成果としてはShopcard.meを淡々と続けているだけで、維持コストだけ払って淡々と会社という存在だけが存続しているというのが現状の総括にはなります。

以前テレビで見かけた、食堂のおばちゃんをしながら松本清張賞を取った、小説家の山口恵以子さんという方が仰っていた、

「恒産なくして恒心なし」

という言葉が強く残っています。

一定の職業や財産を持たなければ、しっかりとした道義心や良識を持つことはできないという意味だそうで。それ故に専業の小説家のプロになるのではなく、食堂のおばちゃんをしながら、小説を書き続けるのだそうです。

このメンタリティは、僕自身も強く持っていて、それ故にツイキャスを手伝ったりBASEを手伝ったりという流れをしていました。今はBASEにコミットしていますから、想創社はそれこそ大学院よりも遥かにプライオリティが低いという状況にはなっています。(株主の皆様ごめんなさい)

ただ、Shopcard.meの改良は淡々と続けていて、実質趣味のような状況とも言えますが、すごく微妙なバランスのアプリを、微妙なままでアクティブユーザー 10万UUぐらいまでスケールさせることはできないか?と、当たるポイントを模索しています。

スタートアップで強い理想を持ったビジネスが、いい感じにスケールした結果、本来戦うつもりだったレガシービジネスと同じ成功法則になっていくという流れはよくある流れです。それはレガシービジネスと思っていた人たちの成功法則が正しかったので、自然と競合として収斂していったという流れですね。特に投資家との関係性の中で限られた時間しか持っていない起業家であれば、それは一つの正解なのです。

僕がやりたいのは、オルタナティブな価値観でいくらかマイナーな人たちに認められるという部分なのかなって最近思うようになっています。それがそのうちメジャーになっていく日というのが来ることもあれば来ないこともあるでしょう。それが時代の変化だと思っていて、そういうのを先んじてプロデュースしてみたいと思っている部分です。

基本的にはオタク気質なので、マイノリティ体質なんだと思います。ただリアルの実行力がないのでWebやアプリの上でしか活動できない。こういう範囲で当たるものを出す確率は、今の時代は非常に低いです。

更に、一発屋のアーティストがやってしまう悪いクセは、最初の一発目はフラットに時代性を追いかけていたのに、二発目以降は自分のアーティスト性を出しすぎてうまくいかないというケースです。多分、今ここに書いてることは、それに似ていると思っています。しかもその要因が年齢に起因するものだとも思っています。だから、ヤバイんですw

まぁでも大学院行ってみたり、BASEにコミットして若いメンバーと仕事をしたりしているところから学ぶことで、またなんか良いことあるんじゃないかなって思っていたりします。それ故に、もう少し長いスパンで、淡々と何かをやっていこうかなと思っています。

特に、ShopCard.meはオッサンが中目黒で考えたアプリすぎて、本当に僕が知らないところで登録されてる店舗が中目黒に偏ってるという面白すぎる状況になっていて、これはニッチだなと思ってるんですが、大人が使うアプリはもっと出てきても良いと思うので、それこそ東京カレンダーを読むような人たちに、どうにか使ってもらえるようにならないかなと今は考えています。

改めて考えてみたんですが、ShopCard.meのようなアプリはサイバーエージェントさんでは維持できないんです。人件費が見合わないですし、広告投資にも見合いません。せっかく作ったゲームがリリース前日にとりやめになるとか悲しい話もよく聞きます。作ってみたら、もはやサンクコストとしての開発費よりも、その後の広告宣伝費の投資損失が大きいからです。つまり大企業がやれることと、個人に近い人がやれることは違う。それは違っていいと思うので、それならそれで、カジュアルマネタイズを目指すも良いし、何か地味でも良いからイノベーションライクなことに力を注ぐべきなんです。

とにかくバットは振ってないと時代の変化で当たるものは出てこないですから、情熱を捧げられそうな題材があったら皆さんもアウトプットした方がいいと思いますよ。なんかエンジニアの趣味で会社持ってますって記事にしかなってないですが、そういう感じで当たる何かがでたら、株主の方々にもちゃんと還元できるんじゃなかろうかとは、ちゃんと意識してやっていますので、何卒、長い目線でお付き合いいただきますようお願い申し上げます。

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