DeNAさんの素敵記事がTLに流れてきた。
「IT エンジニアにとっての PC は、料理人にとっての包丁である。だから自分のこだわりのある PC を自ら選んでもらう」というのがDeNA の基本的な考え方です。
ノートPC
中途採用の場合、入社後に担当業務を把握してから、希望の PC を一定予算以内でメーカーやモデル、スペック (CPU, メモリ, HDD/SSD, 日本語/英語キーボードなど) まで細かく指定していただき、それを用意しています。
エンジニアにとってのPCは、料理人にとっての包丁とは泣かせます。
BASE社も入社時に、エンジニア、デザイナ職については好きなノートPCとかモニタ、キーボード、マウス、エディタ等もろもろ自由に選んでもらってます。(あとアーロンチェアとか買えます)
入社時に僕がヒアリングしてるんだけど、あまりこだわりない人も多いので、僕がリコメンドしています。
僕がおすすめしてる今のエンジニア、デザイナーの標準機は、
「MacBook Pro 13 core i5 + 16GB + 512SSD +英語or日本語キーボード」
corei5とcorei7のMBPを一先ず自腹で買ってみてcorei7だとWebやアプリ作る用途ではオーバースペックだというのを確認してリコメンドしてるので、この選択はだいたい間違いないですw (ブラウザの爆走とかでどうでもいい負荷がかかるとクソ熱い)
Macで何か作業するだけなら8GB+256GBで十分だと思うのですが、16GB+512GBにしてるのはVagrantなどでVMを並行して動かすことを前提にしています。Gulpなども含めてLinuxを動かしながら作業することはもちろん、クライアントの動作確認にWindowsを動かしても良いと思っています。僕の場合は、3つぐらいのVMが並行して動いていることもあります。1インスタンス 2GBに設定しても6GBは食うわけです。
15インチか13インチかについては、mtgや家に持ち帰ったりすることもあるだろうから、13インチの方が良くないですかね?って言うと、大体13になる。たぶん、13インチにすることを強制はしてないつもり。別にケチってるわけじゃない。うちの業務スタイルに最適なものをオススメしてるだけ。
一時期、職種によってスペック変えていたんですが、何らかしらの理由でマシンが浮いた時に、Macは増設ができず融通が効かないので、同じようなスペックにしています。どっちにせよ、少人数のチームなんで、最低スペックは共通化した方が合理的かなと思っています。できれば日英キーボードの換装サービスが欲しい。
一応、遺言のように言っておくと、経験上、PCの寿命は搭載メモリで決まります。メモリは、工場に例えると作業スペースの広さを決めるパラメータ。作り手にはできるだけ多くの作業スペースを提供しましょう。
モニタについては、なにか選べと言われるケースが多いので、4KモニタとかThunderboltとか指定がない人は、IPSパネルの23インチを推奨してます。IPSも安くなったので買いやすいですね。基本的には僕がこの仕事を見るようになってからは、とにかく目が疲れにくいモニタを選ぶように心がけています。
iOS開発者とかデザイナーは、Thunderbolt display使ってますね。デザイナは色再現性重視。スマホアプリ開発はIDEがありますからね。でも、早くRetinaのThunderbolt displayが出て欲しいですね。あとvimmerな人は、モニタを縦向きでデュアルモニタにしてる人もいます。でも結局、自席じゃなくリラックススペースでノートの液晶で作業してたりするからモニタいらねーじゃないか! (嘘ですw
Windows希望の人は、Thinkpad X1 CarbonかDell XPSあたりがオススメかなぁ。一人、Windows機買ったエンジニアがいて、その人は、VAIO Zだった。
最近の僕のお気に入りはDell XPS。こないだ法務の人に向けてXPS買ったんだけど、あれマジかっこいいし値段も安い。個人でも買いたいぐらい。ただXPSはまともに買うと納期が長いのでご注意を。
ちなみにCSとか事務職は、Thinkpad E450 Corei5を標準機にしてる。これも使い勝手やメンテナンス性を含めて徹底的に選んだつもり。メモリ増設できるから良いよね。間違ってもCore i3は買わないこと。基本動作が遅すぎてプロユースにはオススメできない。なおWindowsは、ディスク暗号化機能を使うために全員Windows8.1 proなどにアップグレードしてます。
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