SEO可能なコンテンツSEO不可能なコンテンツ

当然だが、SEOでユーザーを引き寄せられるコンテンツというのは、検索されるキーワードが検索する人にとって親和性の高いものでなくてはいけない。その数が多ければ多いほど検索可能性が高くなり、かつ順位が高ければ高いほど、ユーザーを総取りできるのがSEOの特徴。ランキング上位にでることで、そのキーワードについては、シェア100%に近い状態を総取りできるのが強みで、逆に言えば、その競争に負けてしまうと辛くなる。某社がGoogle八分にあってから辛くなってるという話を聞くが、この親の総取りみたいな状況から脱落するとそれ以外の強みがないと辛いということなのだろう。

またそれとは別に、SEO不可能なコンテンツというのがあって、

・コンテンツが抽象的
・検索されやすいキーワード(わかりやすいブランドワードなど)がない。抽象的すぎてビッグワードすぎる表現しかできなくて敵が多すぎる。
・見た目主体

など。
手作りアクセサリーなどが特徴的か。こういう商品は、インスタやPinterest、minneのような一覧サイトにカテゴリとして羅列し、探してもらうというのが一つの方法論であろう。ニュースを始めとするメディアサイトやSNSのタイムラインによるセレンディピティも一つの方法論だろう。

そのような商品の理想的な出口としては、お店の名前そのものをブランディングし、自分自身への信頼を元にして、自社サイト自体が名指しされるカタログサイトになると、メルマガの誘導力も高くなり強くなる。

つまり商品の名前ではなく、売っているお店の名前そのものを検索ワードにしてしまうということ。
これに成功すると負けなくなるので強い。

ただこの方法は、なかなか難しいらしく成功者が少ないようだ。例えば、クラシコムさんやほぼ日がこの方向性と思われる。非常に本質的なアプローチが求められる分、そうそうスケールできないというのがポイントなのかもしれない。

そもそも有名モールやコンテンツアグリゲーターに依存すると、そっちにブランドを譲ることになり、あまり覚えてもらえない。有名になりたいなら独立せよ、という個人が大企業に勤めること vs 独立によるメリデメのようなものがここにも出てくることになる。

現状、多くのメディアサイトと言われるものの成功法則は、どちらかというとニーズのあるワードへのSEOを前提とした運営力の強みに寄ってるというのが、イマドキの成功法則のようだ。

最近はスタートアップがこぞってメディア、メディアと言ってると聞く。いくつかの企業の成功例を元に、買収してもらえそうな道があるから、ということなのだろうし、成功ロジックが一見簡単そうに見えるというのもあるのだろう。

ただし、親の総取り状態になれば、というのが成功パターンだと思うので、言うは易し行うは難しということなのだろう。いずれにせよアプローチがそれぞれ違う気がする。ユーザーのマインドセットを取りに行くか、有益な検索ランクを取りに行くかは、やるなら徹底的にどちらかに寄せるべきなのだろう。混ぜるな危険とまでは言うものではないが、独自ブランディングのニッチキーワードで行きたいと思っているのに、SEOでビジネス的に勝とう、みたいな中途半端は良くないと思う。

【PR】BASE株式会社 17職種、仲間を絶賛募集中!