忘却と戦う

村上春樹氏のQ&Aブログ、いつもいちるさんがFacebookの書き込みで紹介してくれているのを見ている。

村上氏はもちろんお名前は存じ上げてるし、ノルウエイの森の映画は見たけど、普段小説を読まないせいか作品を拝見したことがない。

それ故に、僕には、この取組はとても貴重だ。村上氏の考え方や文章力に触れられる貴重な機会になっている。

ふっとこころが軽くなる一言 – 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

もし村上氏が作品を書かなければ毎年、作品や本人を知らない人が毎年毎年、量産されていく。「知らない人」が生まれてきて、「知ってる人」はどんどん死んでいきますし。

これは、何かのアウトプットを世の中に問う、すべての人が意識すべきことだと思うのですよね。

それに、もしも時代性というスレッドの中に閉じこもってしまうと、時間の経過と共に実質的に忘却されていってしまう。

誰にもGoogle検索されない情報は、論理的にはGoogleの検索インデックスには入っていたとしても、存在自体は消滅していく。

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