よくわからない。よくわからないけど、プチ失敗することかなぁ。
会社にいると、割と小さな失敗をする機会ってのがあって、それを二度と繰り返さない。繰り返さないように改善をすることは大事だよね。そういうのを改善していけば、徐々に慣れていく。この慣れってのが成長って意味なんじゃないかと。
最初の会社にいた時、お客さんが自動車とか電気メーカーの工場で、自分たちが作った装置を、お客さんの工場の生産現場に据え付けしにいく仕事ってのがあるんですが、後から思うと、やたらと一人で出張に行かされることが多かった。しかも、最初の出張がいきなり一人だったんですよね。それに関連する仕事を社内でもしたことなかったしw
あとから聞いたら人出が足りなくて誰かとにかく出してくれと、何かあっても営業の人がケツふけるからってので、割と新人の僕が行かされた。だから、その時は負けたなぁ。とことん負けた。
その後、初めての海外出張も一人で行かされた。初めてパスポート取って、いきなり英語も通じない韓国。丁度、ラモスやカズが旬の頃の日韓戦。そんな時に行くの少し緊張するよね。お客さんとはサッカーの話題がインターフェースになりました。そういえば同じ営業担当だったわ。好かれたかw
その後、中国出張で天津に行った。これは完全に一人出張だった。某自動車メーカーの中国進出に関連した仕事。
そこで、もう僕が入社するよりも遥か昔から存在してた装置を移設する工事。まったく勝手がわからない装置で、結構苦労した。
装置の調整、これ以上は、もう限界かなって時に、先方の担当の人に怒られたりもした。そのおかげで、どうにか頑張って、どうにかすることができた。最後、向こうの担当者の人に褒められたのを、書いてて思い出した。
うれしかった。
一社会人として、会社の看板を背負って、責任を果たすってのは一番簡単な成長の方法。もちろん負けないことは大切だし、もしも負けても、次は繰り返さない。挽回することを絶対に諦めない。諦めたらそこでゲームセット。
もし負け癖がついたら、どこに行っても同じことを繰り返します。
自分一人でも、そういう状態を意図的に作ることで、成長の機会ってのも作ることができるんじゃないかと思う。それが仕事の区切りのつけ方とかにも現れるんじゃないかと思う。周りに合わせて生きてると、そうはならない。
小さなところで言うと、トイレをどこまで我慢して目標を達成するか、みたいなの。その場その場の区切りの目標を達成できないのに、我慢できなくなってトイレに行ったら負け、だとか。(膀胱炎には気をつけましょうね)
マネジメント側でも大切なのは、いい失敗、いい反省をしてもらうことかなって思ってる。萎縮するような反省のさせかたはいい結果にならないけど、甘やかすのも違うと思う。やっぱり筋肉がつく程度に追い詰められないとダメだと思うし。だから、余裕のない仕事だと、良い失敗をさせてあげられないんだよね。そこは大企業とか中小とか関係ないのかも。
Webサービスの場合はサービス業ではあるけど、接客業ではないので、エンジニアがお客さんから直接、怒られるという機会はなかなかない。初期のモバツイみたいに個人でやってれば別だけど、会社として守られている。サポートの人や営業担当がかわりに怒られている。エンジニアが実感できるのは、社内で誰かが怒った時か、自社が衰退していくという取り返しのつかない事態になってから。だからこそ、言われたことを自分事として捉えられるかという本人の資質はすごく重要。どうしても間接的な状態になっちゃうので、難しいんですよね。
とにかく筋肉をつけるためには、一定の負荷をかけないと行けないってのと同じく、いい感じに負荷状態をつくり、それをこなしていくってのが成長の基本原則なのは変わらないだろう。それをしっかり積み上げていけば、知らず知らずのうちに成長していたりする。
間違っても、人から教えてもらうとか、人を見てたら、そこから学んで自分が勝手に成長する、、、なんてことはありえないから。そう思ってる人は、つねに環境要因で他人のせいにする悪い癖がついてるハズだから気をつけましょ。
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