スマートロックとGunosy上場

ただの日記です。

Gunosy上場、おめでとうございます。あっという間に駆け抜けていってびっくりする限り。

ネットでちらっと調べる限り、創業メンバーは既に内定が決まっていて、元々、法人化の予定がなかったサービスが、堂々の上場。
就職しなくてよかったですね。

https://jobs.forkwell.com/gunosy/jobs/417

当初は法人化の予定はなく、開発者の3人とも卒業後は内定が出た企業への就職が決定していましたが、既に1万〜2万人が利用する大規模サービスとなっていたことから、会社を立ち上げて本格的に Gunosy 事業に取り組むことを決断、2012年11月に株式会社Gunosy を設立しました。

さて、もう一つのネタ。スマートロック。

スマートロックは売れるのか否かという話を見かけた。

LINEで鍵の授受も、後付型スマートロック「Akerun」が3万6000円で4月に販売開始へ

スマートロックにチャレンジする会社があるのが良いけど、明らかにメーカーが多すぎる。彼らには何が見えているんだろう。

なお、引用したAkerunは、ホームズが採用するそうなので、一歩リードなんですかね。そもそも内見需要に関して言うと、どうデファクトを取るか、という戦いなのでしょう。部屋によって通信プロトコルが違うのもどうなのかとは思いますし。

マンションの内見の鍵の受け渡しを、物理的に取りに行かなくて良いのは、非常に効率的ではないでしょうか。更に、不動産屋さんの営業マンが顧客のニーズを即座に反映する形で、リアルタイムに別の部屋の紹介するアレンジもできるのではないでしょうかね。それこそ営業マンの入力条件をクラウドを使ってリコメンドを割り出して提供し、その場で行き先を追加し、スマートロックで開け閉めをするというのはエレガントな道だと思います。

これまで計画が必要だったものを、ITで省略し、その場のノリで意思決定し行動ができるというのが、モバイルやIoTの1つの成功パターンだと思うが、そういう部分ができれば結構面白い。さすれば、iPadのようなタブレットも生きることでしょう。

そもそもiPadが流行らなかったって話ありますが、iPadが単体で勝手にうまくいくことはないんですよ。複数人が同時に見られるコミュニケーションツールとしてのiPadを使った活用事例がうまくいかなかったというだけで、それは、つまりパーソナルコンピューターが一人のものであるというUXのパラダイムから抜けられなかった、僕らの敗北なのであります。そりゃ、おじいさんのパソコンではニーズには限りがあるでしょう。
Apple Watchも同じこと。Apple WatchはiPadとは真逆のパーソナルな世界の提案になりますね。アップルさんはまずは時計としてブランディングしてますが、時計はスタンバイモードの時にどういう振る舞いをしているかであって、本質は時計じゃないですからね、どっちともIoTとの組み合わせで、改めて来るかもしれないですが、アップルの方向から勝手に来るものではなくて、少しずつ自分たちが作っていくものではないでしょうかね。

Apple Watch + ホテルの鍵を開けるデモがあったが、そのようにウェアラブルを考えていくとスマートロックのようなインフラは必要だろから、というのが、この市場が伸びる根拠なんでしょうかね。よくわからないんですが、よくわからないが故に何か見えたら面白いですが、まぁ今のところ個人的に買うことは無いとは思うが、誰かが面白いことを見つけてくれることを祈る。

ちなみに、以前、AirBnBで部屋を借りた時は、暗証番号の鍵の箱で鍵を受け渡してくれて、鍵の番号はAirBnBのメッセージでやりとりをしました。スマートロックの肝は、信用の授受を期間限定にしたりできるところにスマートたる所以があるが、AirBnBに限っていえば、信用の担保はAirBnBアカウントで人質に取られているので、信用面に関してはまぁスマートロックはなくても別に問題ないかなとは思ったりも。まぁでも鍵は紛失リスクがあるので、スマートロックで期間限定の開け閉めできれば、それはそれでうれしいか。ただ忘れ物した時に入れるぐらいの余裕は欲しいですね。

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