ソーシャルで話題になったお店に関して、ちょいちょい話を聞くと、結構、そこ油っぽいからあんまり好きじゃないんだよね、という話をちらほら見たりする。
僕も最近僕のTLで見かけた某目黒の焼肉屋さんは、実は一度行ったことがあって、正直言って、少し苦手だった。僕自身は油に関してスペシャルなお肉はあんまり得意じゃなくて、もうちょっと普通の肉が好き。密かにスーパーで売ってる値段の高い肉が一番うまいと思ってたりする。
いろんな人が、このお店についての記事をアップしてるのを見るたびに、そんなことを思い出していたわけだが、そういえばソーシャルに出てくる人の話題とかも、どこか脂っぽいというか、一年に一回聞けば良いような話で埋め尽くされていて、それがFacebook疲れだとか、Facebook見てると辛いよね、みたいな話に繋がっているんじゃないかと思ったりする。
Twitterをやっていて思うのは、仕事も含めて、すべての生活を晒すわけにはいかないので、ネット慣れしていればいるほど、抽象的にエッセンスだけをツイートしたり、氷山の一角の一部分だけを都合よくネットに晒すことを覚えていく。
それは、内輪ネタを共有しても仕方がないので、沢山の人に共感しうるように丸めるという配慮も含めて、一部分に話題を編集して表現しているのではないだろうか。
結局、目の前の状況を共有してない以上、自分の悩みや問題の全ては理解しえないことは多々ああるし、共有されても仕方ないってことは沢山あるだろう。それが人付き合いにとって一番良いのかもしれないね。僕が子供の頃は、なんでもネットで共有すればあるべき姿になるのかなぁなんて思ってたけど、それは少し幻想だったようだ。
同じく、ShopCard.meにおいても、どこか毎日行けるような外食のお店とかも保存できるのいいかなって思ってたんだけど、よくよく考えていくと、世の中のニーズはそうではなくって、一年に一回でも行けば十分の特別なお店の話題の方が刺さるのよね。その集積体が食べログの評価が存在しているのだろう。3.4以上のお店があんまりうまくないという説は、個性的なお店に高い評価が集約され、日常に行くようなgeneralなお店ではないという意味なのではないだろうか。
僕がネットを日常として根ざしすぎちゃったが故に、世の中のニーズを捉えきれなくなってるのが問題なのかなと思っている。なんか、子供の頃から、こんなことばかり繰り返してるような気がする。こういうのをオタクって言うんだと思う。そのうち良いことあるかな。。。
【PR】ご意見、感想などは是非、mstdn.fmのローカルタイムラインでお聞かせください