BASE技術勉強会〜ささたつさん勉強会を開催しました

先週の金曜日に、BASEの社内勉強会を開きました。

ゲストはささたつさん。

(゚∀゚)o彡 sasata299’s blog

CookPadのRails導入初期フェーズの開発者であり、Railsマスターで、iPhoneアプリ開発していたり、Hadoopとかの本も書いてるスーパーな方。

金曜日20時でしたので、お酒や食べ物を用意させていただきました。

料理は、リバ亭に住んでいて、BASEにおにぎりを配達してくれていた、たけのしんに発注。実家がお米やさんで、手作りのおにぎりがおいしいんです。

そして、前にたけのしんに頼んでみて美味しかった、唐揚げも発注。圧巻!

こんな感じで作ってたそうです。

今回、なんで、ささたつさんなんですか?って、ささたつさんから聞かれたんですが、「直感」だったんですよね。

ささたつさんとは、これまで、ゆっくり喋った機会はなくて、Rails関連の情報をブログで拝見していたり、ハッカソンで少しやりとりさせていただいた中で、丁寧に教えてくれそうだなって思ったし、クライアントからサーバまでカバーされているスーパーな方なので、ってのもあったし、スタートアップでも働かれていたので、勝手に親近感を持っていたというのもあって、ダメ元で頼んでみようかと。そしたら割とタイミングや波長があったみたいで、そのまま呑みに行ってお願いしました。

今回の勉強会は、今後、無視できないvagrantやdockerなどの仮想環境について教えていただくのと、ささたつさんが最近興味あることをお願いしますという形で、ゆるくお願いしてみました。

丁度、ささたつさんも最近は、プロジェクトマネージャのような仕事にチャレンジされていて、チーム運営の仕方とか、情報共有とか、そういう話をお伺いしました。最近、技術にコミットしてきた人たちが、少しずつビジネスやマネジメントに道を広げてる人をよく見るんですよね。面白いことに。

今回のお話はBASEにとっても、すごく大切な部分でしたね。

お手伝いをしてくれたマーケ担当の大久保くんに「神回じゃね?」と言われたのが印象的で、大体、どこのスタートアップでも、1つや2つ同じような課題を抱えているもので、それを外の人の目で、情報共有の重要性や、人付き合いの仕方、などを仰っていただいたのは大きかったし、社員のみんなも考えてくれたらいいなぁと思います。

最近、アジャイルやCIとか朝会とか情報共有ツールの存在とかの情報は事欠かない状態です。

これはホントありがたい話で、ちょっと昔は、エンジニアが1人で仕事ができる!みたいな文脈だったのが、今はスマホサービスも巨大資本化してきて、個人レベルの夢の時代は終わりつつある中、スタートアップが市場としても、人の母数としても無視できない形になってきて、チームとしてうまくやる方法が情報共有されたり、ビジネスとして模索されていたり。例えば情報共有ツール1つとっても、slackなどの小規模組織でうれしいツールが沢山出てきています。ジャストフィットに近い形で取り込めるネタが、目の前に沢山転がっている状況と言えるでしょう。

そして、あらゆるツールをどう使おうが、最後は結局、人と人との繋がりに落ちる。ツールは人同士の距離を縮めたり、遠くしたりできますが、一番大切なことはツールだけでは解決できない。それが配慮だったり、というあたりまえの部分。僕らは大人ですからね。大人は大人なりに別々のタイムラインで経験をつんできて、多様な価値観を持っていて、だけど同じ目標に向かってチームを組んで。だからこそ、楽しく仕事をする努力をしましょう。

僕らは今流行のプロセスを、そのまま取りこむ必要はなくて、大切なのは「何故それが必要なのか?」という部分を汲み取ること。
そういう状況下で、ゲストの方々とも大切な部分の議論ができて有意義な時間を過ごすことができました。

勉強会の意義って、新しいことを学んだり、検索キーワードを仕入れる場ってのもあるんだけど、自分たちが普段思っていることや、少し当たり前になりつつある部分とかが被るとすごくラッキーな話で、そこで得た共感を元に、自説を強化したり、間違ってないんだ!と自信を持ったり、そうか!みんな同じことを考えてるんだ!と改めて考えなおす機会になることって、すごく大切なんですよね。一言で言うと、「ささたつさんも仰ってたじゃないか!」というコンセンサスとなる武器を得たのは社内勉強会たるラッキーな部分だったと思います。

ありがとうございました。

今回、社内だけでやるには、あまりにも勿体ない機会だったので、外部の人も僕のツイート経由で募集してみました。企画動機が社内勉強会なわけですが、ゲストの方にも満足していただけたら幸いです。今後も公開の社内勉強会を定期的にやっていきたいと思いますので、もしよろしかったら、またみなさんご参加ください。

また今回、場所の関係でお断りしてしまった方も大変、申し訳ございませんでした。これに懲りずにご応募いただけますと幸いです。

【PR】ご意見、感想などは是非、mstdn.fmのローカルタイムラインでお聞かせください