Swift周りの記事におけるQiitaの使われ方がすごい。
なんというかプログラマーのツイキャス、みたいなイメージを勝手に持ってる。
プログラマーのブログと言えば、はてなダイアリーだと思っていたが、ソースコードの載せやすさなども含めてすでに移行しているようだ。多分、若手の人が普通に使うツールになってるのだろう。
よくサービスを設計する時に、「すでに◯◯があるからいらなくね!?」という悪魔の「やらない理由がある」
Qiitaの作者がどういう哲学で作られたのかまで調べてないで書いてるが(前にどこかの記事でインタビューあったよね、ぐらいまでは覚えてる)、この例で言うと、
「プログラマーが日常使いするブログなくね!?」
「え、そんなのはてなダイアリーでよくね!?」
で終わってしまったらQiitaは実現できなかっただろう。
こういう話が日常的に存在している。しかし、情報のまとめやすさ、コードの下記やすさや記事のストック性などを高めていき、タイミングがうまく噛み合うことで、既存サービスがまるっとユーザーを持っていたが、必ずしも適切な用途ではないところに「新しい切り取り」ができるようになる。
ただ、この「これまでは適切ではなかった」という風景は、大抵、「やってみないとわからない」というものだったりする。つまりQiitaを作って、沢山の人が使い始めて、ようやく周りは「あ、こういう景色があったのか!」と気がつくわけです。
(すいません、Qiitaは例えとして使わせて頂いております。)
このカジュアル否定を乗り越えて、世の中のニーズをうまく切り取っていく方法としては、数十年前に外山滋比古先生が、「アイディアを寝させる」という方法を提案されています。
つまり「カジュアルに人に言わない」
アイディアはどんどん人に言って育てるべしという方法論もあるので、何が正解かは、周りを見渡して使い分けてください。
なんとkindle版がある。もしまだ読んでない人がいたら、これは必読書ですよ。
最終的には、自分の中に「それでもやる理由」「こういうサービスは、かくあるべし」というビジョンを持てたものだけが、ちゃんと世の中の陽の目を浴びるのだと思いますので、哲学、ビジョンの構築がすごく大切です。
see also
ビジョンの重要性 | F’s Garage
なお、同じネタで今注目してるのはWordpressね。さすがにWordpressでなんでもやりすぎだろ!適切なCMSがないんですよ。きっと。
【最新保存版】ワードプレスで作られたハイクオリティーなサイトまとめ。 – NAVER まとめ
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