アナと雪の女王感想メモ

誰も本質的には悪い人がいない作品として見ました。一見、悪者とされる隣国の人たちも、最後の方でアレした人も、自分の役割や責任を重視し、ある意味、自分らしく、ありのままに行動をした人たちの組み合わせという構図が面白かった。さすがディズニー。

あらゆる人が大人としての行動をする。無垢に育てられたアナだけがピュアを突き通す。

僕が嫌いなアニメは、子供の頃見た、みつばちマーヤです。子供の頃断片的に見ただけなので偏見が入ってるかもしれませんが、僕が嫌いだったのは、純真無垢な主人のワガママに周りが振り回される様子が、ストーリとして相応に完結してしまう部分でした。子供向けのストーリーだからか、当人がありのまますぎて、周りの人が明らかにかわいそうなのです。調べてみると、これも王女様のストーリーなのですね。

アナと雪の女王においては、純真無垢に育てられたアナはアニメの主人公らしい行動をしますが、等価交換の法則ではありませんが、無垢を貫き通した見返りは、しっかり帰ってくるため、自分らしく行動した結果、ピンチに陥ります。

それをどう救うかと言うのが、この映画のテーマとなる部分ですね。非常にわかりやすく明快でスピーディーで面白かったです。さすがですね。

感銘を受けた部分は、言葉にすると陳腐すぎますが、「恐怖や不安が自分のペースを乱す」ということが、見事に可視化されていたところですね。たびたび、人は孤独になると、他人やどう動いているかという恐怖や、自分がやってることは正しいのかという不安に押しつぶされそうになります。自分のやりたいように、とことんやるのが一番ですね。そこはピュアに感心しましたよ。

ちなみに大ヒットしてるLet it goの歌は、まったくもって不幸な文脈の歌だったのですね。人気になってみんなが歌ってるのが微妙…。

あと今回、英語字幕の3D版で見たんですけど、みなさんが3Dというわけではないのですよね!?でも、これ、3Dが当たり前の作品として見ました。もし3D版を見ていないのであれば、是非、もう一度見てみてください。あと、同時上映のミッキーの短編映像は、3Dデモのためのリファレンス映像だと思うのですが、技術とクリエイティビティを高度に融合している素晴らしい作品だと思います。IT屋としては、こういうバランスのされたものを作れる力が欲しいなって思いますね。

【PR】ご意見、感想などは是非、mstdn.fmのローカルタイムラインでお聞かせください