「なぜ理系は文系に使われるのだろうか?」を読んでの雑談

@ITに山崎元さんが出てる面白い記事があった。

経済評論家・山崎元の「エンジニアの生きる道」(1):なぜ理系は文系に使われるのだろうか? (1/2) – @IT

結局、商売をスケールさせるためにはシンプルな売り方に落とさないと組織がスケールしないので、持てる技術の高さを売りにする人よりも、沢山の人に広げられるスキルがないとエライ人にはなれないよなー。

誤解を恐れずに言えば営業勝負とは「専門スキル」の偏差値を如何に下げるかが人材調達性の高さと売上実現につながってくる。だからインフラだとかエネルギーだとか儲かるメソッドが確固たるものになっている会社においては、ブルドーザーのように攻める兵隊として体育会系出身者が喜ばれるし、その将軍として頭の良い体育会系出身者が偉くなるわけですよね。

これまで技術系スタートアップは、如何に技術を活かしたサービスを提供し、この序列をひっくり返すかという視点が強かったような気がしていたが、今のスタートアップはまた営業力こそが勝者というスタイルになってきつつある気がする。特にO2O界隈。

もちろん営業力だけで行くにしてもスタートアップはブランド力がないので、リクルートや楽天、GMOと同じ戦いになると負けるので、もっとクレバーなビジネスフレームワークの構築が必要だ。と言っても、事実上、ニッチを攻めて、大手が入りにくい障壁を作るという、昔からあるニッチ戦略の範疇である面は否めない。あとは王道を攻めておいて、大手が参入したくなったタイミングでM&Aされるようになっておくというのもあるだろう。

(余談であるが、M&Aは売りたい人と、買いたい人がいれば成立する話なわけだが、あるビジネスジャンルが成長した時に、初期のプレーヤーはM&Aされずに、サービスをパクられるケースと、うまくM&Aされるケースの2つがあるようだが、その違いはなんなのだろうか。もちろん参入障壁が低いってのが一番だろうけど、それはそれとしてM&Aの打診は一度は来ていて、断ったというのであればいいのだけど。)

閑話休題
 
ネット側に目を向けると、ユーザーがまずアクセスするコミュニティが大手SNSに集約されたことで、ユーザ同士のコミュニケーションに対しコントロール性が持てないために、「その他大勢」として如何に現状に合わせていくか!?と言う戦い方になることが多い。メリットとしては、自分たちががんばらなくてもプラットフォームから集客を得られるという面。ということで、プラットフォームにぶらさがって与えられたルールの中で、いかに目立っていくか!?という視点になると、営業力勝負、PR力勝負という流れになりかねないということか。

ちなみに、ツイキャスを運営しているモイには営業はいません。ツイキャスはライブ配信コミュニティとして、ユーザーさんの入り口を持っています。システム上はライブ配信ストリーミングサーバにコミュニティ・ポータルが密結合してるようなサービスで、それだからこそできるフィーチャーが多数あって高い技術力で優れたコミュニケーションを実現しているモバイルファーストのライブコミュニケーションサービスです。

如何に営業などでサービスを広げず、ユーザーさんに喜んでいただくことで自発的にサービスが広がり、社会に対するインパクトを大きくしていくかというインターネットらしい視点で活動しています。そういう意味では、こういう話におけるアンチテーゼを目指している環境で、エンジニアの楽園のような状態を作っていると思いますので、腕に覚えがある人は是非!

採用情報 | モイ株式会社

と最後は宣伝で締めてみる。(つまりオチがない)

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