以下、それができるぐらい機能が身も蓋もなく開放されてることが嫌な原因なんだよ、というのが何個か有る。こればかりは解釈の問題だから仕方ないが、こういう話を見るたびに、ベースのニーズが違うなぁとよく思う。
【取扱注意】iPhoneユーザーが知らない、AndroidがiPhoneより素敵な14の理由【機能編】
僕はconfig.sysのカスタマイズとかが嫌いな人だし、小さなモバイルデバイスをマルチタスクで使いこなすほど頭が良くないので、「そういうこと」ができない代わりに得られる謎のアプリの挙動から身を守ってくれる安心やバッテリーの持ちを重視してiOSを使っています。
それに対して同意なのは、
・IMEのカーソルキー
・戻るボタン
これはその通りだと思う。
あとブラウザね。Appleがブラウザを殺していると思うし、フリックは素晴らしいけど文字編集全般が使いにくいからノンバーバルコミュニケーションに人が流れていると思ってる。
ガラケーやBlackberry時代はテキスト文化だったわけで、別にモバイルだから今の流れがあるということではない。
確実に人類がアホになっているのか進化してるかのどっちかはよくわからない。
ただ、アプリを作る人達は、プラットフォームの特性を見極めて、黙ってこの流れについていくだけしかできない。
今のiOSの凄いところは、Androidがいくら融通が効くように作ってあっても、iPhoneの弱点にあわせてネットやアプリの文化が変わっていることだ。iPhoneにモバイルの世界が最適化していくという流れが現状。Androidはそれの普及機の役割として世界中で高いシェアを取っている。今後、本当の意味で、トレンドがGoogle主導になった時が真のAndroid時代と言えるだろう。その鍵として期待しているのはHTML5だと期待している。もしくは、非タッチパネルデバイスか。
今のiOSはAndroidに対してミート戦略をしているように見える。マーケットで決定的なツッコミ所になりそうなところ関してはAndroidにあわせてリベラルになっているように見える。既にAndroidが実質的にスマートフォンをコントロールしているのかもしれない。それにGoogleがトレンドの主導になる時には、スマホはPocketWifiや母艦みたいな間接的な役割として「AndroidだろうがiOSだろうが、どっちでも良い」存在になってるかもしれない。
その論点で欠かせないのがGoogle+だと思っている(今のところね)。
特に国内ではアカウントだけは沢山あるけど、Gmailのプロフィールサービスとしか使ってない人も多いだろうが、Google+のapiなどを見ていると思うのは、Androidとは打って変わって「身も蓋もないSNSの世界の次の秩序」を狙っているように思える。
例えば、Googleグラスが常時画像解析をするようになって、目の前にいる人のプロフィールが表示されるような機能がついたとしよう。相手とはネットでは繋がっているんだけど、うろ覚えで、誰だっけなーというのをGoogleグラスが教えてくれたらハッピーだと思いませんか!?僕は欲しい。更に、もしかしたら相手の言語にあわせて自動翻訳を手助けしてくれるかもしれない。
しかし、当然、この機能の実現にはプライバシー、パーミッションが必要だ。そこで生きて来るのがGoogle+。
Google+の割と堅いサードパーティに対する情報開示や、情報管理機能は、リアルな世界にネットが繋がるようになった時のプライバシー管理機能として使われるようになるんじゃないだろうか。そうすると「あのサークル管理」は生きて来る。多少面倒でもfriendやfamilyなどの属性を選ぶ価値があるというものだ。
こんな話、もし既知の話だったらごめんなさい。是非、罵倒せずこっそり教えて下さい。以降はその指摘にあわせて発言します。これはGoogle+ apiを触ってみて素で思っただけなので。
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