インターネットは誰のものでもない誰かのもの

インターネッ党はネタとしては面白かったけど、どこかで行き詰まると思うので、いつかもっと良い、家入さん自身の政治理念が反映された名前を見つけてほしいなぁと思う。

インターネットという名前には理念がない。いや、なくていい。インターネットは誰のものでもない誰かのものだから。

というのは、似たような話を経験済みで、僕が参加しているWebSigの冠名がWebという名前が故に、少なくとも僕の中では行き詰まっている。

2000年代、Web受託業界が、コーポレート、EC、リッチメディア、広告クリエイティブなどを下支えする形で「僕らのインターネット」として語れていたうちはこれで良かった。しかし、今はネットサービス企業の方が人気あるし、ソーシャルゲームもあるし、今後は新興の製造業もインターネットを活用しだして新しい流れが生まれる。

Webはコモディティ化したが故にイベントのフォーカスがすごく難しい。結果として、もっと粒度を細かくして、ゲーム系、Ruby系、位置情報系、スマホ系、スタートアップビジネス系などと細分化していかないとイベントの成立が難しい。

だから一言で言うと「知らない人がすごく増えた」

もしかしたら起点はセカンドライフイベントだったかもなぁ。あのイベント、すごく面白かったけど来てる人たちは知らない人たちばっかりだった。

本当は携帯だってECだって、知らない人が沢山いたんだけど、そうは言っても「Our web」の接点で語れていたのがそれまでの世界だった。

改めて自分のブログを読み返すと、こんなことが書いてあった。

セカンドライフのポテンシャルについて

なお、Web3.0というのが出てくるとしたらインターネットユーザー層の拡大による世界の分断、棲み分けの時代なのかなと思っています。一つのコンテキストではトレンドを語れない世界がそこにありそうです。となりのサービスが何故流行ってるのかわからない人が沢山いる世界。

さすが僕、よくわかっていらっしゃる。今と同じこと言ってたwww

今はまだ家入さん達も、Internet is our worldに見えてるうちはいいのだけど、そこから世界が広がっていくインターネットは「僕らの居場所」には見えなくなっているかもしれない。その時に行き詰まる。いずれスタッフが何をベースにするのか見えなくなるのではないだろうか。

インターネットは今後、確実に土管の1つになっていく。もっともっと透過なものでありリアルなシーンの構成要素の1つであり。コンセントや電力のようなものになっていく。ベゾスが思うクラウドコンピューティングが、既にそういう発想で作られているし、LINEがインターネットサービスであるなんてことはもはや意識しない人のほうが多いだろう。

誰かも書いてたが、もし「電力党」「電話党」なんてのがあったら、ただの業界団体にしか見えないだろう。もちろん継続して模索していたら何かが見えているハズ。その時にはインターネッ党というグローバルな名前ではなく、もっと具体的な理念を反映した名前にしたくなるんじゃないかなと思う。

:)これはあくまでもインターネット論ですのでblogに書いておきました。

僕はStudygiftの時もそうだったけど、家入さんが何か始めると、それまでなんとなくモヤモヤしていたものが霧が晴れるように、新しい知見が見えてきて、勉強になって面白くて仕方ないです。外野の意見ですみません。

参考:
語りの単位、言葉の射程。- 都知事選から遠くはなれて

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