家入一真氏が東京都知事選に立候補。ネットを巻き込んだ大騒動になって欲しい

家入さんが都知事選に立候補するようだ。供託金の件も、ツイートを見ている限り堀江さんの支援で解決したようだ。東国原氏も支援するような記事も見かけた。

<都知事選>23日告示 11人が選管事前審査終える

猪瀬直樹氏の辞職に伴う東京都知事選は23日告示される。これまでに11人が都選管の事前審査を終えたほか、新たに起業家の家入一真(いえいり・かずま)氏(35)も立候補の意向を示しており、前回の9人を上回る十数人の争いになるとみられる。投開票は2月9日。
(毎日新聞@Yahoo)

今回の選挙は、前回圧倒的な得票数を得た猪瀬さんが退陣した後の主役不在の選挙で、言ってみれば現役G1馬が総崩れ、過去のG1馬、これから出世を目指すG2馬がこれをチャンスと出てきたよう印象の顔ぶれ。おそらく全体の投票率は相当低い選挙になることが予想される。

その中でネットを楽しむ層を味方もしくは敵につけていくという流れがどれだけ盛り上がっていくかが期待だ。

今後のネット選挙の流れを見ていても、ただリアルな選挙活動をネットに持ち込むだけでは有権者の心をつかむことはできない。何よりネットには若者が多いので、如何に若者の共感を得るか?!という部分が重要になる。

今までも家入さんについてくる若者に対するカウンターとしてのアンチ家入の発言というフレームがネット上では散見されてきた。

今回の選挙も、家入さんを無条件で応援する声の中で、自身のポジションを明確にするためのアンチ家入も沢山でてくることだろう。ネット上でそういう発言が出回るだけなら、別に世の中は何も変わらない。

大切なのはポジティブ、ネガティブ関わらず、ネット世論を投票率に如何に結びつけるか?!だ。

家入さんが立候補したことで、ネット民がネガポジ関係なく動くことで投票率に影響を与えたとしよう。
その結果、全体の投票率が底上げされたとしたら、これは今後の家入さんのキャリアにとっても相当、大きいのではないだろうか?!

多くのネットファンも、もしかしたら生まれてはじめて主体的に選挙に関わり、家入さんに入れるか入れないかというネット民の戦いが始まるのかもしれない。

家入賛同者は投票しにいくだろうから良いとして、少なくともアンチ家入が、別の人に投票するでも白票でも良いけど、全く投票しにいかないわけはないよね?!

ネガティブなことを言ってるのに選挙に行かないなんてのは、いくらなんでもチキンすぎるわけですよ。

それこそが主体的に思うということではないだろうか?!今までそういう気持ちが低かったからこそ、投票率が上がらないわけです。誰に任せたら良い、もしくは誰に任せてはイケない、と考え選挙に行くことは大切なことだと思います。

とにかく、そういう判断をさせるために家入さんには、最後までやりきって欲しい、つまづかず、逮捕されず、ブレーンとなってくれる人たちがうまく支えてくれること。これらさえしっかり乗り越えてくれれば、僕は応援する。

スマホで家入さん立候補のニュースを見た後で、家に帰ってきたら投票所の入場整理券が届いていた。
あ、これが家入さんの一票に繋がるチケットかと思ったら今までと全然違うものに見えてきた。

政治に感心が高い人が読んだらバカだと思うかもしれない。そんなことは十分わかってる。
でも地元の有志が立候補し応援するようなものって、昔からそういうことだったと思うのですよ。理屈抜きで勝って欲しいと思う気持ちもまた有権者の権利です。

そういうのってなかなか体験できないことじゃないかと思うし、少なくとも僕はそう。だから楽しみで仕方がない。

なお東京都の有権者数1000万人。仮に投票率が50%だったとして有効投票数が500万票。供託金没収は10%以下の得票数だった場合なので、50万票が堀江さんにお金が戻る最低ラインw

これからの家入陣営の奮起に期待。

公示日となる1月23日以降は誰に投票するとか発言しちゃいけないとのことなので、これが最後の応援書き込みということで。
是非、何をやったら公職選挙法に触れるか触れないかは誰かまとめておいて欲しい。あと、今から住民票を東京に移しても間に合わないので、そういうことはやらないよーに。

追記:
1/23 公示日以降の選挙活動について誰に入れるとか言っちゃダメというのは誤りで、正しい活動の範囲であればおおっぴらにやっても良いという指摘を受けた。今まで他人ごとのようにスルーしてきたので(石原-猪瀬を無条件で信頼していた)、こりゃ勉強しなきゃダメだ。

インターネットを使った選挙活動ができるようになりました。(総務省|インターネット選挙運動の解禁に関する情報

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