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2006年08月 アーカイブ

2006年08月14日

落雷停電時に起きたことメモ

先週末の土曜日の激しい落雷時に起きた停電で、家の中のPCに起きたことのメモ

■落雷、停電状況
・大きな落雷により停電。30秒から1分ぐらいで電気が落ちたのが2回
・瞬停が1回。1秒弱の短いスパンの停電が一回。こういう微妙な停電で、コンピュータは落ちないまでも、誤作動しはじめることがあります。
・その他、犬が大騒ぎする落雷多数

■停電により起きた現象
1、落雷によりインターネットに繋がらなくなる。
・Bフレッツからインターネット(外部機器の再起動の遅延など?)
・ルーターの不調
・落雷発生中のノイズで無線LANが繋がらない(?)

2、落雷または停電によりデスクトップPCのBIOSが初期化された。
・BIOS設定で内蔵のサウンドカードを停止していたのですが、起動後にデバイスドライバが見つからないというエラーが発生。それに伴いmixiミュージック起動エラー(?)

3、停電復帰後にサーバの再起動失敗
HPのサーバの電源スイッチは、ハードスイッチのため停電から復帰すると再起動するが、DellのPowerEdge SC430は普通のPCと同じソフトスイッチのため、停電復帰後に電源投入の作業が必要。

会社などの遠隔環境でこれやっちゃうと誰かがスイッチを入れに行かねばなりません。

Wake Up On LANを使って、HPのマシンから起動させてあげる仕組みを組むのが良いかも。

4、F's Garageのapacheの起動失敗
SC430を手動起動したときに、apacheが起動失敗していました。OSは起動してpingは通っていたので、気がつかず40分ぐらい止めてしまいました。すいません。

必ずサービスの復帰確認はしましょうね。

■まとめ
サーバはUPSを入れて1分ぐらいの停電なら落ちないようにした方が良いですね。

ただ、ルーター、Bフレッツなどの外部ネットワーク機器もありますから、特に家庭用サーバであれば、サービスが止まることは否めません。
データセンターを使っていない企業内にサーバを置いているケースも同様ですね。

落雷時のサージ電圧対策を取ってない電源に繋がっているマシンはBIOSの異常などのトラブルを引き起こすことがあります。電源タップにサージフィルターが入っているものを使うと良いです。

サービスの復帰は、サーバが起動してpingが通っただけで満足せず、必ずapache上のWebサービスやメールサーバにアクセスして一通りの復帰動作確認をしましょう。
停電発生時にDBやテンポラリファイルが壊れて復帰に失敗することもありますし、思わぬ動きをして、サービス上のエラーになることもあります。

Synergy設定メモ(MacでMS IMEを操作するキー)

Macbookのキーボード、マウスからWindows XPをコントロールするためにSynergyを入れました。

よくこういうのはWindows同士だとキーボードやマウスの共有というのは普通にフリーソフトで見かけましたが、ちょっと前にSynergyが凄い!と言うのを見て、Windows同士の共有ソフトと比べて何が凄いのかよくわからなくて、ちょっと放置していたのですが、キーボードを2つ使うのがスペース的に面倒で設定する気になったので以下、macbookでの設定メモ

■やりたいこと
・MacbookのキーボードとマウスでWindows XPを動かす。
・XPの液晶画面はMacbookの後ろに置いてあるものとする。
 XPの画面も丸ごとMacの方に表示したければ、RemoteDesktopかVNCを使えば良い。(VNCよりRemoteDesktopの方が高性能)

■ダウンロード
Synergyをintel macで動かすには、masuidrive.jpさんが配布している修正版が必要
(非常にありがたいことです。)
ダウンロード先:
IntelMacでSynergy2を動かす

■参考設定
以下のサイトを参考にしてください。くわしく書いてあります。
Guide to Running Synergy


■概念がちょっとややこしい
この手のネットワーク系フリーソフトは、用語、設定画面の文言など、もろもろわかりにくいのですが、気合いを入れて設定しましょう。

また、クライアントとサーバという用語が出てきますが、
「キーボードとマウスを操作するマシンがサーバ」
「コントロールされたいマシンがクライアント」
です。X window的概念ということでしょうが、わかりにくげです。


■僕的にはまったところ
あまりMacとWindowsの関係を理解していないというか、難しく考え過ぎかもしれませんが、screen nameの意味がわかりませんでした。

screen nameにホスト名を設定しろと書いてあるのですが、ホスト名って何を意味しているのかが理解できませんでした。

macとwindowsでは直接コンピュータ名では繋がらないと思っていたので、どう設定して良いのやらと悩んでしまったのですね。

macの方は、例えばシステム環境設定にマシン名をmacbookと名付ければ、

macbook.local

というマシン名でWindowsからアクセスできるそうなので、それをsynergyのMac側のホスト名に設定すれば良さそうです。いつもOS Xを適当にいじってるツケが回ってきて無駄な時間を食ってしまいました。

macからWindowsを呼び出す方法はよくわかっていません。

Windowsのマシン名を入力してもMacではWINSの名前解決はしてくれないような気がするんですが、何か間違ってますかね。

うちはローカルにDNSサーバが立ち上がっていて、話がややこしいのでDNSサーバ側にmacとwindowsの名前を登録してしまいました。

いずれにせよホスト名とは「pingが通るマシン名」を登録してあげれば繋がります。(だったらIPを直入力で良いと思うんだけどなぁ。IPではうまく繋がらなかった。多分。)

ということで解決してなくて申し訳ないのですが、最悪でもhostsファイルにIPと名前の組み合わせを登録してあげれば、ホスト名とIPの組み合わせを設定できます。(Windowsは/windows/system32/drivers/etc/hosts、Macは、/etc/hostsファイルを編集すれば良い)

あまりよろしくない解決法しか書いてないエントリーですが、ご参考まで。
もっと簡単にマシンに繋がる方法がわかったら教えてください。

##ちょっと内部DNSの設定に問題があって、ややこしい事情がありまして。

■Macのキーボードで、WindowsのIMEを操る方法
このエントリは以下の話を自分用にも含めてメモっておくエントリだったりもするのです。
「IME site:f-shin.net」でググればいつでもどこでも見つかるようになりますので。

Macのキーボードで問題になるのは、全角/半角キーがないのでIMEのON/OFFがよくわからんということです。MacのキーボードでIMEを起動するショートカットは以下です、

IMEのON/OFF
[apple key] + @ (英語キーボードだとAlt + ~という情報を聞いて探しました)

MS IMEのコントロールパネル(右クリックで出るパネル)
Ctrl + F10


Bluetoothのapple keyboardを使っていれば、F13で日本語入力ON、Ctrl + F10 -> N -> Dで直接入力に切り替えられたのですが、なんとMacBookにはF13がなくてびっくりしました。CDがガーッと出てくるだけだったので(笑)

ParalellsとかBootCampでも生きてくるショートカットだと思うので、ご参考くださいませー。

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