落雷停電時に起きたことメモ
先週末の土曜日の激しい落雷時に起きた停電で、家の中のPCに起きたことのメモ
■落雷、停電状況
・大きな落雷により停電。30秒から1分ぐらいで電気が落ちたのが2回
・瞬停が1回。1秒弱の短いスパンの停電が一回。こういう微妙な停電で、コンピュータは落ちないまでも、誤作動しはじめることがあります。
・その他、犬が大騒ぎする落雷多数
■停電により起きた現象
1、落雷によりインターネットに繋がらなくなる。
・Bフレッツからインターネット(外部機器の再起動の遅延など?)
・ルーターの不調
・落雷発生中のノイズで無線LANが繋がらない(?)
2、落雷または停電によりデスクトップPCのBIOSが初期化された。
・BIOS設定で内蔵のサウンドカードを停止していたのですが、起動後にデバイスドライバが見つからないというエラーが発生。それに伴いmixiミュージック起動エラー(?)
3、停電復帰後にサーバの再起動失敗
HPのサーバの電源スイッチは、ハードスイッチのため停電から復帰すると再起動するが、DellのPowerEdge SC430は普通のPCと同じソフトスイッチのため、停電復帰後に電源投入の作業が必要。
会社などの遠隔環境でこれやっちゃうと誰かがスイッチを入れに行かねばなりません。
Wake Up On LANを使って、HPのマシンから起動させてあげる仕組みを組むのが良いかも。
4、F's Garageのapacheの起動失敗
SC430を手動起動したときに、apacheが起動失敗していました。OSは起動してpingは通っていたので、気がつかず40分ぐらい止めてしまいました。すいません。
必ずサービスの復帰確認はしましょうね。
■まとめ
サーバはUPSを入れて1分ぐらいの停電なら落ちないようにした方が良いですね。
ただ、ルーター、Bフレッツなどの外部ネットワーク機器もありますから、特に家庭用サーバであれば、サービスが止まることは否めません。
データセンターを使っていない企業内にサーバを置いているケースも同様ですね。
落雷時のサージ電圧対策を取ってない電源に繋がっているマシンはBIOSの異常などのトラブルを引き起こすことがあります。電源タップにサージフィルターが入っているものを使うと良いです。
サービスの復帰は、サーバが起動してpingが通っただけで満足せず、必ずapache上のWebサービスやメールサーバにアクセスして一通りの復帰動作確認をしましょう。
停電発生時にDBやテンポラリファイルが壊れて復帰に失敗することもありますし、思わぬ動きをして、サービス上のエラーになることもあります。